10月になりました。インドのお正月に当たる光のフェスティバル「ディワリ」が近づいてきました。
年間で最も消費が高まる時期、「ディワリ」はインド各地でセールが開催され、町中がにぎわいます。
インド歴、第7番目の月の新月に開催される「ディワリ」が主に10月下旬から11月上旬に開催されますが、2019年の「ディワリ」が10月27日(日)になります
今日は日本でも楽しめるインドのお祭り「ディワリ」に関して解説していきます
ディワリとは~Diwari~
ヒンディー語でDiwali「ディワリ」サンスクリット語でDīpāvalī「ディパヴァリー」と呼ばれます。
10月後半~11月上旬にあたるインド歴、第7番目の月の新月に開催される
インドの数あるお祭りの中でもインドの新年を祝う”お正月”としてインドでは重要な祝日になっています。
冬が来る前の収穫祭をお祝いするお祭りですが、同時にインドのヒンドゥー教に基づいたストーリーもあったりします。
ディワリストーリーの地域による解釈の違い
北インド
ラーマ神がラーヴァナ(魔王)を破りアヨーディヤに無事帰還したことを光をともしてお祝いする
南インド
クリシュナ神がナラカシュラ(悪魔)を倒したことを祝って光を灯す
インド西部
ビシュヌ神が悪魔バリを追放したことを光を灯して祝う
すべてビシュヌ神をもとに化身の神様が出てくるね。
善が悪に闇から光への変化を祝うお祭りだね
ディワリのお祝いの仕方
インドでは「ディワリ」は5日間を使用して日にちごとに違った過ごし方で「ディワリ」の当日まで過ごします。
DAY1
部屋の掃除古いものを捨て、新しいものを購入する。
DAY2
ランプを灯したり、色粉を使ってランゴーリと言われる模様を玄関の前の床に書く
DAY3
美と富を持つラクシュミー女神に祈りを捧げる
DAY4
親せきや友達が集まり、贈り物を送り新しい年の始まりをお祝いする
DAY5
兄弟が集まり、ごちそうを頂く
ディワリの時にいただくごちそう
日本のお正月におせち料理を頂くように、「ディワリ」の期間もおいしいごちそうを頂きます。
インドのディワリで必ずいただくのが「ミタイ」と呼ばれる甘~いスイーツ
同じように甘~いマサラチャイと一緒にいただくのがインドでのごちそう
スーパーやスイーツ屋さんではミタイを購入する人の行列ができるほどです。
日本でオーダーできるミタイ屋さん
インドのディワリ時期の過ごし方
ディワリ前
ショッピングモールは大きいところも小さいところも一年で一番の大セールを行います
インドでショッピングを楽しみたい方にはおすすめの時期になるでしょう
ディワリ当日
ディワリ当日は、お正月モードで通常お店はすべて営業をお休みして家族でお祝いします。
最近は大きなショッピングモールなどは空いているところもあるようですが、あまり外出には向きません。
夜は一日中、花火が上がるところが多く、騒音でなかなか眠れない人もいます。翌日は花火の煙などで相当空気が悪い状況になる場所もあります。
ディワリ交通事情
帰省ラッシュになるため列車や飛行機などのチケットが高くなります。また、お祭りで飲酒をする人も増え最近は、車やバイクなど交通事故が増える時期でもあります。
日本でも楽しめるディワリ
日本では横浜の山下公園で毎年行われているディワリインヨコハマ
ラクシュミー女神の祈りを大きく取り扱い、祈りのパレードのフィナーレは圧巻です。
そのほかにもインド文化体験ができる無料のステージプログラムや、インド雑貨の物販ブース
人気のインド料理も各地から集まってきます。
2019年度は10月26日(土)27日(日)に開催されます。
【時間】10:00~19:00
【会場】山下公園 お祭り広場
【料金】入場無料
インドのお祭りを体験してみよう
「ディワリ」についてわかったかな
インド人はお祭りが大好き、ぜひ日本でも体験できるインドのお祭り「ディワリ」を体験してみてくださいね。
そしていつかインドでも「ディワリ」を体験してみてくださいね
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