断食の正しいやり方を知っていますか?
断食をやってみよう!そう決意したとしてもただやみくもに食事を取るのをやめるのが断食ではありません。
計画性のない断食は健康になるどころか身体や心に害を及ぼす原因にもなりかねません。
鎌倉にて主宰している小さなヨガサロンインド*タイYogaSowaka5年目になる筆者は自己満足のために計画性のない断食をして失敗した経験があります。
今日は、断食をどのように進めたらよいのか。断食初心者さんにもわかる断食の3つのステップをご紹介していきます。
この記事はこんな人にお勧めです
・断食のやり方ついて知りたい
・断食に興味がある
この記事は約3分ほどで読み終えることが出来ます。
記事を読むことによって断食を正しく行うきっかけになったら嬉しいです。
断食前にヨガの食事観を知ろう
断食には3つのステップがある
当たり前に行っていた食べるという行為をいきなりやめるのは誰にだってストレスになります。禁煙や禁酒が良い例になるのではないでしょうか。
食事という行為は生きる上で欠かせないものだからこそ、健康のために断食を行うときは必ず3つのステップを踏んでいきます
順をおって解説していきます。
➀断食前の準備期間
- 1日のみの断食:1~2日間
- 2日間の断食:2~4日間
- 3日間の断食:3~9日間
それぞれの断食期間に合わせて、準備期間を必ずとり、肉食をさけ 野菜中心の消化に良い物を 腹7~8分目くらいの量を食べるように食生活を変えていきます。
習慣的な体に影響のある嗜好品を多くとる人は少しづつ量を減らし1日前には完全に取らないようにしましょう
②断食期間
断食中に取るものとしていくつかの方法があります
水断食、果汁断食 、市販の酵素ジュースなどを使う方もいると思います。
断食が辛いのは準備期間を含めた最初の3日間です。それは身体は溜まった不純物を吐き出そうと闘いだすためです。
断食中の注意点。もしかしたらこんなことが起こるかもしれません
エネルギーをセーブするため激しい運動は避けましょう 。ゆったりしたヨガの運動は心を落ち着かせてくれます。
呼吸困難になった場合はヨガの呼吸法プラナーヤマをしてみましょう。
血液の循環が遅くなるため厚着をして冷えないようにしましょう。 胸の動悸や呼吸困難・立ち眩みなど危険を感じるような場合は必ず水断食の場合は果汁を、果汁断食の場合は果物を取ります。そして断食を中断する勇気を持ちましょう。
好転反応を浄化の一部ととらえ、できるだけ体内の循環を良くするために水分を取り、身体を温めてあげましょう。
③断食後の回復期間
- 1日のみの断食:1~2日間
- 2日間の断食:2~4日間
- 3日間の断食:3~9日間
3つの断食のステップの中で一番重要なのが回復期間になります。
回復期間を上手に過ごすことができて初めてその断食は成功とも言えます。断食期間の長さよりもこの回復期間をじっくり長く過ごせるように心がけることが大切です
重湯、おかゆ、具の入っていないスープから始めて少しづつ、普段の食生活に戻していきます。
普段の食事に戻るまでは、習慣、依存性の高い嗜好品、刺激の強い香辛料、添加物は避け、薄味で消化の良いものを少しづつ取り入れるようにする野がベストです。
断食の3つのステップを含めるトータルの断食期間を決めよう。
準備期間、回復期間は断食期間が長ければ長くなるほど、断食日数の倍は必要になります。
例えば断食日数が1~2日間であれば、準備期間には2~4日、回復期間も2~4日見るのがベストです。
そう考えるとトータルで1週間は普段の食生活とは違う生活の仕方になる必要が出てきます。
仕事やプライベート、コミュニケーションツールとしての場になる食事の時間。負担になってストレスにならないように計画をしながら、断食のスケジュールを立ててみましょう。
仕事やプライベート、コミュニケーションツールとしての場になる食事の時間。負担にならないように計画をしながらスケジュールをたててみましょう。
断食の3つのステップで健康になる断食をしよう
いかがでしたか?
ヨガの断食は生涯健康でいるために行うもの
私も初めての断食の時は、断食の期間だけにこだわって大切な回復期間をしっかりと取れず、体に負担をかけてしまう自己満足の断食になってしまっていました。
ヨガも断食も行うことで、ストレスを抱えたり、不健康になってしまうのではなく、より「健康」であるために、人生の「自由」が広がり人生の質が上がることがベストだと思います。
健康に生きる為、断食は3つのステップを守って無理をせずにおこなってみてくださいね。
ヴィーガン役立ちサイト
ヨガをするなら一生もののヨガマット【MANDUKA】
最後までお読みいただきありがとうございます。
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