ヨガをしていますが、最近は美味しいものばかり食べ過ぎてしまっています。食べることが本当に大好きな私。
だからこそ、一生、美味しく食べるために心と身体を整えていきたいです。
とはいえ、断食中はいつも食べている食事という行為がなくなるので気づかないうちにイライラしてしまうこともよくあります。
それだけ、イライラを食べることで解消していたのか‥そんな自分にも気づいたりします。
今日は、そんな断食中のイライラにきくヨガのポーズを4選紹介します。
もちろん断食中でなくても役に立つので是非トライしてみてください。
呼吸と仲良くなってイライラを知る
イライラしている時の呼吸を観察したことがありますか??
凄く早くて、凄く浅くて、ヒューヒュー音を立てていることさえあります。
そんな呼吸は私たちの今の感情を知らせてくれる、とても大切な仲間です。
呼吸だけが唯一自分の身体の中でコントロールできるものなのです。
どんな呼吸も、とまってしまえば死んでしまう。イライラしている私も、憂鬱な私も、この呼吸によって生かされている。
辛いときほど呼吸にもっと頼ってみましょう。呼吸はいつも私たちを助けてくれます。
快適で安定した姿勢を意味するアーサナ(ポーズ)を行いながら、自分の呼吸を知り仲良くなっていくことはイライラを解消する第一歩です。
両膝を抱えた赤ちゃんのポーズ
生まれたばかりの赤ちゃんの頃、イライラしている自分を思い出すことはできますか??ただニコニコ笑っている赤ちゃん。イライラなんて皆無な気がしてしまいます。
そんな純粋な赤ちゃんの頃に戻るように、仰向けになり身体をくるんと小さく丸めてみましょう。
- 仰向けになって両膝を立てます
- 息を吐きながら、両手で両膝を抱え、ゆっくり膝を胸に引き寄せます。
- 背中や腰が浮いてしまわないようにマットに触れていることを感じながら、ゆっくり呼吸に合わせて身体をゆらゆら左右にゆすります
- 痛みや硬さを感じる場所、気持ちがいい、心地が良いと感じる場所、それぞれ身体の動きを止めて、呼吸をその場所に送り込んでいきます。特に不快感があるところには血液の流れをよくするようなイメージで呼吸を送ります。
- 動きを止めたら、手足をほどき脱力した状態で横向きになります。私たちがお母さんのお腹の時にいた赤ちゃんのポーズで、そのままの至福感を感じます。
純粋な子どものポーズ
イライラしている時、頭にはカーッと血が上っていくのがわかります。
いてもたってもいられなくなってしまって、暴飲暴食に走る前に、ちょっとこのポーズをしてみましょう。ポイントはゆっくり深い呼吸を繰り替えすことです。
ゆっくり頭を持ち上げ起き上がったら、さっきのイライラが少し軽減されていることに気づくでしょう
子どものポーズは、リラックス効果、疲労回復などもあります。首肩、腰回りの緊張をほどき、腸のバランスを整える効果もあります。便秘改善もあり断食中にはぴったりです。
- 正座で座り、両膝を腰幅程度に開き背筋を伸ばして呼吸をします。
- ゆっくり吐く息とともに上半身を前に倒しおでこをマットに近づけていきます。お腹は太腿の上に、お尻は踵に引き下げていきます。
- 顏は下を向いたまま、首の緊張をほどきリラックスします。両手を前に気持ちよくのばし、肩の力を抜きます。 身体が硬くておでこが大地から浮いてしまったら両手でこぶしを作り、こぶし2つ重ねて高さを作りおでこの下に置きましょう
- 深い呼吸をゆっくり繰り返します。
ゴロンと仰向けウエストスッキリねじりのポーズ
- 仰向けの状態で右脚を抱きかかえて膝と胸を引き寄せていきます。前後の股関節の体側が伸びていく気持ちの良さを感じましょう
- 左の手を右ひざの上、右の手は床におろし、両肩の力を抜いて、手のひらは空の方に向けて広げます。
- 息を吐きながら、左手で体を誘導するように身体を左にねじっていきます。
- 首と頭は右の手の方を見て、耳をマットに引き寄せていきます
- 身体をねじり過ぎて床に下りていた両肩が上がってしまわないように注意しながらゆっくり自然な呼吸を繰り返し明日。右の脇、背中、腰、おしり、体側全体が伸びていく気持ち良さを感じながら、ぞうきんをギュッと絞るようにウエストを引き締めましょう
- 息を吸いながら体を真ん中に戻し、ゆっくり息を吐きながら手足をほどきます。一呼吸整えたら、左脚も同様に行います。
身体も心もリラックス 屍のポーズ
- 背中を床にして仰向けの姿勢になり、両脚を腰幅くらいに広げ、両脇はこぶし1つ分くらいを開けて、手のひらを空に向ける
- 腰を緩めるように左右に揺り動かし、肩をしっかりマットにつけて肩の力を抜く
- 首を左右にゴロンゴロンと動かし、首の緊張をほどく。
- 瞼を閉じて、ゆっくり深い呼吸を繰り返す
- 心が思考にとらわれないように、ただ今、生きていることを感じる
ヨガの運動が苦手な人も、このポーズだけは大好きという人も多いのではないでしょうか。身体がそんなに柔らかくない私もそのうちの一人です。
イライラを軽減させるにはリラックスが必要です。
どれだけ自分が頑張っているか、どれだけストレスが溜まっているのかに気づくことから始めましょう。
緊張と緩和を繰り返すことで、心と身体がしなやかになっていく。
屍のポーズは忙しい現代社会の中で私たちがどれだけ、緊張しながら日常を送っているか気づくきっかけになるでしょう。
どうしてもイライラしてしまうとき
誰にだってイライラしてしまう瞬間はあります。それは断食中であっても、そうでなくても。
どうしてもイライラが止まらないとき、イライラした感情、そんな自分を否定したりせずに、まずはそのイライラを感じて、許してあげましょう
イライラが悪いわけでも、自分がだめなわけでも全くないのですから。
穏やかで優しい自分を知るためには、その裏にあるイライラを認めることが非常に大切になります。
どうしてもイライラしてしまったら、暴飲暴食をしてしまっても、そのあと落ち込んだりせずに、もう一度初めからやり直そう。
そんな風に自分を支える力をつけてみてくださいね
ヨガのポーズでイライラ、ストレスを解消しよう
断食中のデトックスでは自分の中に貯めこまれた様々な感情が見え、自分の気づかなかった自分に気づくかもしれません。
辛いとき、苦しいとき、それを乗り越えてきた自分をまずはしっかり愛してあげましょう。
呼吸は最高の仲間です。自分の呼吸を知りながら、ヨガのアーサナ(ポーズ)をすることで、イライラする時間が少しでも軽減されることを祈っています。
身体が硬くても、ヨガが初めてでも無理なくできる、ヨガポーズでイライラを解消しましょう。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。
ヨガやVegan、断食の質問・ご感想いつでもお待ちしています。
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