【ヨガ初心者】菜食で健康な食事をくらしに取り入れる。

ヴィーガン

なぜ、ヨガの適切な食事が 菜食主義、ベジタリアン、ヴィーガンなのかご存じですか?

ヨガの適切な食事は菜食主義、ベジタリアン、ヴィーガンを指しますがこれは健康な心と身体を保ち、知性や記憶を発達させる目的があります。

ベジタリアンと聞くとベジタブル(野菜)が語源だから野菜を食べる人なんだろうと思っている人もいるかもしれませんが、実はそうではないんです。

来日する外国人も増え、食のバリアフリーに注目も向けられ、これからもっと増加していくであろうベジタリアン・ヴィーガン主義について今日は書いていきたいと思います。

 

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ベジタリアンの本当の由来はベジタブルではない!

菜食主義を指すベジタリアンは、主に肉食を避け菜食を実践する人たちの事を指します。アレルギーがあるために菜食を心がける人もいれば、国によっては宗教上の理由でこの菜食主義を実践している人もいます。

お肉やお魚が好きなグルメな人からみたら、野菜だけの食生活は味気ない、物足りない、エネルギーが出ないそんな風に感じるかもしれません。

ベジタリアン=ベジタブル そんな言葉をイメージする人の方が多いこのベジタリアンという語源、実はVegetable(ベジタブル:野菜)ではないのです。

ラテン語のVegetus(ベジタス:活気のある、健全な)に由来があり、野菜を食べることを目的にしているわけではなく、「健全な食事を心がける」が本来の意味なのです。

ベジタリアンには様々な種類がある

インドでは、宗教上の理由もありベジタリアンマークというのがあるくらいベジタリアンの人がたくさんいます。飛行機に乗ると機内食では「魚か肉か」を聴かれるのではなく、「べジかノンベジ」を聴かれます。

植物以外の可食物による主なベジタリアンの表
名前 動物肉・魚介類 乳製品 蜂蜜
ラクト・オボ・ベジタリアン ×
ラクト・ベジタリアン × ×
オボ・ベジタリアン × ×
ヴィーガン × × × ×

そんなくらしに浸透しているベジタリアンですが、ベジタリアンでもいろいろな形があるのです。インドでは牛を神聖な神様として扱いますが、乳製品はとるラクト・ベジタリアンが主流です。

菜食ベジタリアンと完全菜食ヴィーガンの違い

20世紀半ばイギリスで生まれたヴィーガン主義はVeg(etari)anが短縮されVegan(ヴィーガン)と呼ばれるようになったそうです。

いくつかの分類に分かれる菜食主義ベジタリアンに対し、ヴィーガンは完全な菜食主義を指し、これは「動物を搾取せずに生きること」を目指します。
肉や魚はもちろん、卵やチーズ、バター、ヨーグルトさらに、はちみつ、ゼラチンなども一切摂取しません。

宗教上の理由などから生まれたベジタリアンは命あるものを傷つけない非暴力という思想もありますが、健康な心と身体を作るための目的があります。しかし、動物愛護精神や環境保護から生まれたヴィーガン主義は健康志向という目的を持つ人は意外と少ないのが見受けられます。

食生活だけではないヴィーガン主義

ヴィーガンの思想は食生活だけではなく日常の暮らしに浸透していきます。

例えば、洋服や靴など普段身に着ける物の素材が動物性のものではないこと。さらに製品を行程する中で動物が犠牲になるような実験が行われていないかどうか、環境に悪影響を及ぼしていないかどうかもとても大切です。


衣食住全てを含むライフスタイルが動物愛護精神・環境への配慮を徹底することこれがヴィーガン主義のポリシーです

週に1回お肉を食べない日を

世界中で実践されている 「ミートフリーマンデー」(月曜日はお肉を食べない日にしよう)この言葉を聞いたことはありませんか?

この言葉を唱えたのはかの有名なポールマッカートニー。
地球環境保護などを目的にして提唱し始め、それが今は世界中で実践されています。

お肉やお魚が大好きな人も、たった1週間に1度だけなら野菜中心の食生活を心がけることは簡単かもしれません。

なにより、最近は美味しく、おしゃれなヴィーガンカフェやレストランが増えています。

「美味しいのにきれいになれる」そんなヴィーガンフードを知れば知るほどヴィーガンって意外と簡単、そう思う人もいるかもしれません。

菜食主義が世界を救う

地球のために、動物のために、健康のために1人が「週に1回菜食を実践する」ことで地球温暖化を食い止め、かけがえのない資源を守り、多くの動物の命を、苦しんでいる飢餓の人を、なにより自分の健康を救える。


より良い未来のために1人1人できることは小さいかもしれなけれど、ともに手を携えれば大きな力になるのです

菜食で誰かを幸せにしてみよう

生きる為に食べる

命をいただきます 命をごちそうさま

日本には食事の時に「いただきます」「ごちそうさま」という習慣があります。日本人として当たり前になってしまったこの言葉ですが、どこの国に行っても同じ意味を持つ言葉はありません。これは日本人として大変誇れることだと思います。

私たちは生きるために食べなくてはなりません。それはお肉であっても植物であっても誰かの命をいただいていることに違いがありません。


ベジタリアン・ヴィーガン主義であっても、そうでなくても食卓に並べられたおいしそうな食べ物全てにいのちがあり生産者から調理者までの思い、エネルギーが込められています。


そのすべてをいただくことを理解してゆっくりと味わい、いのちをごちそうになりましたという感謝をいつも忘れないように食事を楽しみましょう。

ベジタリアンであってもベジタリアンでなくても、自分のために、自分以外の誰かのために是非1週間に1度の菜食の日をトライしてみてくださいね。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。
ヨガや断食の質問・ご感想いつでもお待ちしています。

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