生きる、いま生きているということ
ヨガでお世話になっている先輩の先生、シータマこと寺崎由美子先生が、今年は面白そうなイベントをやることを聞きました。
毎回違ったゲストを迎えてのトークライブ
ヨガ=運動のイメージがついている日本のヨガ事情の中で、毎年インドで半年は過ごす先生が、温め続けてきた企画らしい。
そのディスカッション内容が、私がずっと恐れている「死」を含む、とにかく日本人の大半がタブーを感じている「生老病死」について。
これをインドと日本、二つの視点を通して語ってくれるらしい。
この記事は2019年6月29日(土)にカフェゆっくり堂で行われたディナー&トークライブ「生老病死を語ろう」Vol.1生きる(寺崎由美子先生×吉田友子さん)のイベントについて書いています。
*一部内容はシータさんFacebookより引用
生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
恐れるということ
自由ということ
谷川俊太郎さんの有名な詩「生きる」より
この記事はこんな人にお勧めです。
- 生きることに悩んでいる
- 死ぬことが怖い
- 老いることが憂鬱
- 病気を抱えている
これを読むことによりこんなことがわかります。
- 生きることの意味
- 病気になることの意味
- 老いることの意味
- 死ぬことの意味
- ヨガについて
この記事は約3分で読み終えることが出来ます。
記事を読むことによって「生老病死」やヨガに対する考え方が変わるきっかけになれたらうれしいです。
「生老病死」トークライブとは
生きる苦しみ
老いる苦しみ
病む苦しみ
死ぬ苦しみ
みんな私たちの思い通りにならないこと。
でも・・・・
思い通りにならないことって怖いこと?
本当に苦しみなの?
目を逸らしがちなテーマだけれど、でもやっぱり知りたい。
だって、この世に生まれ落ちた瞬間からずっと、私と一緒にあることだから
*シータさんFacebookより引用
寺崎由美子先生
このトークライブのホストであるのが寺崎Sita由美子先生。
2005年より、日本、インド、タイ・スリランカ・UAEの教室やアーユルヴェーダ施設などで、ヨーガ、インド思想の指導。インドの名前はSita、アーシュラム(修道場)では、世界中の生徒たちにシーターマー(シータお母さん)のあだ名で親しまれている。
*シータさんFacebookより引用
ヨガソワカは毎年一緒に、夏にサットサンガというお話会を開催しているよ
第一回目 ゲストスピーカー 吉田友子さん
ゲスト:吉田友子さん(友ちゃん)
2008年よりヨーガの指導を行う。
Lucy Roberts、Emil Wendel、Louisa Sear、Clive Sheridan、木村慧心先生、友永淳子先生ら素晴らしい師と出逢い、交流を重ね、流派にこだわらずヨガの学びを深めている。
2017年2月、勉強のために訪れていたインドにて、寺院へ向かう途中の鉄道駅で事故に遭遇。大きな事故ではあったが、奇跡に次ぐ奇跡と、多くの優しい人々の助けにより、現在少しづつヨーガのレッスンを再開している
*シータさんFacebookより引用
私は、今回初めてお会いしました。
トークライブの流れ
時間:17:30 会場&お食事タイム
17:50 ご住職様からの説法
18:00 トークライブ
受付でスタッフの方に入場料をお支払いした後に、しばしの歓談、そして、菜食ディナープレートが配られました。
今回はチリコンカンでした。(ビーガン対応でチーズも外せました)
サラダのニンジンドレッシング、クミンが効いたニンジンのラぺがサイドについていました。
ソワカは今回のトークライブの為にヴィーガンフィナンシェを焼いていきました。
クランベリーのデコレーションをハートにしたのは、このトークライブはやっぱり愛だと思ったから。
ディナーの後は、浄土真宗本願寺派善了寺のご住職様からの説法。ゆっくり堂は善了寺の境内にあるカフェなのです。
イベントのテーマ「生老病死」についてのお話と、お経を唱えていただき、そしてゲストスピーカー吉田友子さんとのお話が始まりました。
トークライブの内容
- 日本でとらえる「生老病死」とインドでの「生老病死」の違い
- 吉田友子さんのインドでの事故について
- 現在の状況
- 事故の時の記憶
- 事故から学んだこと
- 生きることの意味
- 死について
- 「生老病死」をどう受け止めるか
- シャンティ(平和)のマントラ
他・・・
死を恐れている私にとって、死を体験した人のお話はとても価値のあるものでした。
友ちゃんは事故の後、後遺症を抱えながらも、沢山の人に励まされ、くらしが一番のリハビリとして今も励んでいます。
トークライブで印象に残った内容
友ちゃん
「見ている全てが神なら事故でさえ神の現れ」(事故にあったことに対して)
「生きていることだけで幸せ」
「みんなで1つの命を生きている」
「繋がっていく、今ここ」(生きるって何という質問に対して)
「死が終わりではない」
シータ先生
「繋がりのなさが悲しい出来事の原因」(最近よく起こる悲しい犯罪に関して)
「受け取り下手、繋がり下手になっていないか」
「私を生きることを忘れていないか」
「人間が持つ知性によって傲りが出る」
「今、目に見えるものも、今、目に見えないものも、どちらもリアリティ」
「他者との違いにフォーカスせずに同じところに目を向けることで、存在そのものの繋がりに気づく」
沢山、心に響く体験談でした。
ちょっとしかシェアできずすみません。。。
生きていることはありがとう
最後は寺崎Sita由美子先生のシャンティマントラで終了した、トークライブ1回目。
カフェゆっくり堂の素晴らしい空間。そして、同じ場所で繋がった皆さま。
そして生死をさまよう体験をシェアしてくださった吉田友子さん。
おばあちゃんがつけてくれた「友子」という名前の通り今回の事故を通してたくさんの友達の繋がりに助けられたとおっしゃっていました。
ヨーガを通してたくさんの人と人、インドと日本を繋いでくださる寺崎Sita由美子先生。
寺崎Sita由美子先生の纏めの言葉のように
「生きることはありがとう」ということ
を実感しました。
インドのムカーンビカ寺院の貴重なクムクムをお守りに頂いたよ。
聖水もかけていただきました。
「生老病死」を自然なものとして受け入れよう
いかがでしたか?
生死をさまよう体験をした吉田友子さんのお話を聞きながらも、正直私は今でも「死」に対する恐怖が消えません。
それは、私がどれだけこの肉体、自分と思い込んでる心に執着していることだと思います。
同じく、愛する人、家族、友人、関わる人に執着しているのです。
「生まれては消えていく。」
自然の摂理を頭では理解していても、髪の毛に白いものが見つかれば嫌な気持ちになり、顔に皴が増えるたびにため息がでる。
経済情報、年金問題、自然災害、その他にも心を揺らす恐怖が山ほどある目に見える世界の中でいつか訪れる「死」という見えない恐怖におびえながら生きているのが私と思っている私。
インドで死というものがあっけらかんと日常に溶け込んでいるように、この私の心を揺らす「生老病死」もいつかヨーガを実践し続けることで自然と私と溶け合い、受け入れられて行けたらいいなと友ちゃんのキラキラ純粋な笑顔を見て思いました。
是非、この記事を機に「生老病死」について改めて考えたり、生きることに対してそして自分より先に死を体験する人が教えてくれるすべてに感謝していただけたら嬉しいです。
生まれては消えていく
私たちはその自然の一部
シータマとサットサンガ「Peace out of mind 〜ヨーガで紐解く心の世界」2019
ヨガソワカ主宰で2019年8月11日(日)寺崎Sita由美子先生とのWSがあります。
ご興味がある方は是非ご参加ください。
シータマとサットサンガ「Peace out of mind 〜ヨーガで紐解く心の世界」2019
※ヨガ未経験者の方でも、どなたでもご参加できます!
・ヨーガを深めたい方
・インドに興味をお持ちの方
・ストレスを解消したい方
・体が硬い方
・ヨガが初めての方
・インドが好きな方
・タイが好きな方
・シータ先生に会いたい方
・シバナンダヨガが好きな方
・歌うことが好きな方
参加者募集中だよ
浄土真宗本願寺派善了寺
JR戸塚駅
デイケアサービスやカフェがあったり地域密着型のお寺です。
カフェゆっくり堂
「繋がりを贈る」カフェ
いろんなイベントを開催している
善了寺の境内にあるよ
おまけ
生きる 谷川俊太郎
最後までおみ頂きありがとうございます。
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