宇宙意識から見る人間の存在の構造について一緒に考えてみませんか?

なんだかとっても難しそう。

できるだけ簡単に説明していきますね。
鎌倉にて主宰している小さなヨガサロンインド*タイYogaSowaka5年目になる筆者ヨガを知る前は宇宙に興味もありませんでした。
ヨガを知って学ぶにつれて、目に見えない心が何で作られているかのヨガの食事観を学び、身体を流れるエネルギーやエネルギーの活性化で発揮できる力を知りました。
ベジタリアン歴はヨガを初めてからなので約9年。不定期ですが食べるヨーガというヨガの食事観をお話しする講座を開催しています。
この記事はヨガで知る人間の体の構造5つの鞘、パンチャコーシャを解説していきます。
この記事はこんな人にお勧めです
・自分の願望を知りたい
・宇宙を通してヨガを知りたい

この記事は約3分ほどで読み終えることが出来ます。
記事を読むことによってヨガに興味を持つきっかけになったら嬉しいです。
5つの鞘(パンチャコーシャ)
私たちの体の構造を宇宙を通してみると5つの入れ物(鞘)に分けることができます。
5つの鞘はサンスクリット語で5はパンチャ、鞘はコーシャと呼ばれ、パンチャコーシャといいます。
わかりやすい肉体という大きなものから、心という粗雑な小さなものに鞘は包まれています。
順をおって解説していきます。

イメージとしてはマトリョーシカみたいな。
アンナマヤコーシャ(食物鞘)
物質的な体、血液、骨、筋肉など体を作るすべて、目に見える肉体
心や肉体は自分の食べたものによって作られます。ヨガの食事観を見直すことでアンナマヤコーシャに変化が見られます。
プラナマヤコーシャ(正気鞘)
生命エネルギー、5つの生理的機能と5つの行動器官
呼吸は生命エネルギーを体の中に流してくれます。ヨガの運動(アーサナ)や呼吸法(プラナヤマ)を行うことで体の中の流れが整い、生命力が高まります。
アンナマヤコーシャ(食物鞘)とマノマヤコーシャ(意志鞘)の間にあるプラナヤマコーシャ(正気鞘)はそれぞれの影響を受けたり、与えたりする繋がりがあり、心と体を繋げます。
マノマヤコーシャ(意志鞘)
感情や心に関わる層。バランスをとる心の性質3つのグナ
外部からの刺激や出来事に反応して表出する感情の層。自我意識を知ることで、心を平静に保っていく。
ヨガの運動や、呼吸法はこの目には見えない心を知るのに役に立ちます。
ヴィジュナナマヤコーシャ(理知鞘)
知性と5つの感覚器官
起きた出来事や物事を意識と統合して判断していく層。
正しい識別、離欲により、知性が生かされた行動ができます。
不純なものを燃やすにはヨガの苦行が役に立ちます。
アーナンダマヤコーシャ(歓喜鞘)
至福、深い喜び
人間の本質はいつも歓喜にあふれ純粋な至福館です。
このヨーガのゴール、宇宙・生命全体の根源と繋がることを感じられるように自分の心と体を鍛錬していきます。
5つの鞘(パンチャコーシャ)が乱れると・・
それぞれの層の乱れは私たちの心と体に様々な影響を及ぼします。
順をおって解説していきます。
アンナマヤコーシャ(食物鞘)
この層が乱れると、食べ物に対して貪欲になってしまったり、肉体に対してきちんとした取り扱いができなくなります。
プラナマヤコーシャ(正気鞘)
この層が乱れると、身体の中を流れるエネルギーが循環できないため、肉体をうまく使うことができなくなったり、肉体の不調を感じます。
それとともに、心のコントロールも難しくなります。
マノマヤコーシャ(意志鞘)
この層の乱れは外側で起こるすべての出来事に刺激され、反応して感情を振り回されてしまいます。
ヴィジュナナマヤコーシャ(理知鞘)
この層が乱れると、正しい思考、判断、行動が行えず、自分の考えばかりを他人に押し付けてしまいます。
アーナンダマヤコーシャ(歓喜鞘)
この層が乱れると、本来感じられるべき、生きていることへの感謝、至福感を味わえず、生きる意味を見つけることに翻弄されたり、自分に対して不足感、無価値観を感じます。
パンチャコーシャで健康を知ろう
5つの層はどれが優れているというものではありません。肉体を持っている以上、肉体という物質から心やエネルギーという粗雑なものを理解することが大切です。
自分の本質を知り、本当の意味での心と体の健康を考える上でも役に立つ5つの鞘、パンチャコーシャ。
それぞれの層の鞘のアンバランスから生まれる不自然な状態が健康を害してしまいます。
3つのグナや7つのチャクラもそうですが、この5つの鞘もバランスを整えるということがとても大切になります。
ちっぽけな自分を感じていた人はぜひ、この壮大な宇宙の一部である自分を理解して、5つのコーシャを意識しながらくらしにヨガを生かしてみてくださいね。

あなたはあなたの食べたもので作られる。

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最後までお読みいただきありがとうございます。
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